新年からちょっと重たいことを書きます

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

皆様にとって、善い一年でありますよう、心よりご祈念申し上げます。

 

と言いたいところですが、元旦早々から辛い出来事がありました。

能登半島で大きな地震が発生した

元旦は当然ながら当社も休暇中です。

にんじんのスープを作ろうとしていてちょうど包丁で具材を切っているときでした。

スマホのアラームがけたたましく鳴り、震源地は石川県だと。(まだ遠いという心境)

その直後、大きな揺れを感じました。体感としては震度3~4(結果震度4)1~2分程度

すぐTVを付け、地震からその数分後にはもう津波の恐れがあるということで、

同じ日本海沿岸に居る私たちも身構えました。

案の定、山形県も津波注意報が出され、避難グッズを準備。

すぐさま津波注意報から警報に切り替わったときには家を出ていました。

何せ、我が家は海から約1キロの位置にありましたので。

まずは、自分や家族の身を守ることが大切です。

今まで大丈夫だったからこれからも大丈夫だろうと言う人が未だに多くいます。

ご縁いただいた方々の気になる安否

避難した先(高台の親族家)ではTVに釘付け。

酒田でも80センチの津波到来とのこと。

(実際には船が流されたり、もう少しあったらしい。)

震源地も速報では1.2mとのことでしたので

素人ながらそこまで大きな影響はないのかな?などと思っていましたが

2日ほど経った被災者や報道から伝える画像は想像以上の被害。

石川県はもとより、富山や新潟を含む個人的なFacebookで繋がっている友人も

次々と無事を知らせるメッセージに安堵しながらも

昨年6月に水田除草のデモで訪問させていただいた、珠洲市の無農薬稲作グループの皆さん

それから、たった1日でしたが宿泊でお世話になり遠い山形から来たことを驚いていた旅館の女将さん、娘さん。黒柴ちゃん。

どうか無事でいて欲しいと願っています。

ちょうど1月前の5月にも珠洲市で大きな地震があり、商店街の家屋に影響が見えていたことも思い出しました。

珠洲市というところ

地図で見るとすぐ分かりますが、能登半島の先の方です。

これまであまり訪問の機会が恵まれませんでしたので、情報が薄かったのですが

実際に行くとほぼ山という感じです。高速道路も輪島市の手前までしかありませんし

珠洲市に向かうには更に手前で降り、そこから山道を走るか海沿いを走るかになります。

酒田の会社から8時間以上かかった、関西に行く感覚で、本当に遠かったという印象を覚えています。

地震による現地の惨状を見る限り、やすやすと現地ボランティアに行く行為は避けた方が良いと納得します。

平地でもないため、抜け道も多くないはずです。

もしかしたら、ご自身が救援部隊の流れを妨げてしまう原因をつくる可能性があります。

とにかく、全国の救援のプロが救ってくださるよう願っております。

最後に

現時点で100名を超える犠牲者が出ており、安否不明者も200名以上いらっしゃるとのことで

ご冥福をお祈りするとともに、これ以上の犠牲者が出てこないことを祈るばかりです。

また、引き続き寒い日が続くと思いますが、避難されている方々の健康と今後の安全が保障されることを願ってやみません。

会社としても、有事には大切な従業員とそのご家族の安否を確認することと

場合によっては避難指示・命令を出す事に努め、常に防災意識を持つ必要があると改めて感じます。

この先、自然の驚異に晒されない平穏な一年になって欲しいと心から願っています。