農業TOCサミットが開催されました!
2020年1月20~22日の3日間、私たちの地元庄内で行われた「第2回 農業TOCサミット」に
割と主催者的およびスタッフ的な立場で参加してきました。
遠いところは北海道北見から3日間延べ120名を超える参加者がありました。
研修会場は日本でも有数な先進ベンチャー研究企業がある鶴岡市先端研究産業支援センターで
行われ、懇親会や宿泊は歩いてすぐの「ショウナイホテル・スイデンテラス」です。
とても雰囲気の良い環境の中、素敵なオープニングムービーからスタートし
熱い事例発表を7名の実践者より行われました。
【事例発表登壇者】
・東海林さん(秋田:合同会社マコト)
・仲條さん(山形:ヤマガタデザインアグリ)
・大湯さん(青森:大湯ファーム)
・中道さん(滋賀:中道農園)
・窪ノ内さん(北海道:環境ダイゼン)
・佐藤さん(山形:いでは農産)
・高田さん(山形:ベジパレット)
- 作業場の環境整備
- 年齢や経験者など縛りをかける求人はせず未経験者大歓迎
- 収穫から発送までの業務フローを作成
- 8等級から2等級に減らした
- 今までの思い込みからの脱却
- 労働時間でスタッフを縛らない。ここまでやったら帰っていい。だけど給料は払う。
- 自然は矛盾が無い、人が矛盾を生んでいる
- 自然はシンプル、人が正しいことをすると正しく育つ
- 自然の条件が整えば最高のパフォーマンスを出す
- 地元の平均ばかり見ていると自分も寄っていく
- そもそも包装いるの?
- 何かを減らした分だけ、何か付加価値アップなことをやる
- そもそも1年に1回しかやらないなら露地栽培で十分
- ビニルハウス投資=ハイクラス作物は本当にやれんのか?
- 草が生えてからの対策ではない。そもそも草を生やさないようにする。
- 自分が事業をやめたらどうなるという想像する。
会場をスイデンテラスに移し、オシャレな食事とお酒
そして農家も農家を支えたい非農家も交えた交流とあって、本音トークで大盛り上がりとなりました。
- 農業MQ会計
- 全体最適思考での観光農業、地域巻き込み農業
- 有機農業、自然農業の指示ゼロ農業
- 思考プロセスから考える5年後の営農計画
- TOC全般(DBR、大きな山、業務フローなど)
5つのテーマから参加者が気になるワードを選択し
前半・後半の2部構成でワイワイガヤガヤのディスカッションを行い
わたくしはTOC全般の分科会を仕切ることになりました。
それぞれの課題を解決するために業務フローで詰まりを明らかにし、
改善は小さなことから初めて、成功体験を積み重ねることは
農業においてもとても大事ことだとわたしも改めて理解が深まりました。
そして、詳しく知りたいな…ちょっと関わりたいな…などなど
ありましたら、こちらもご参考ください。
農業TOCウェブサイト https://agritoc.com/
サミット終了した当日にもうすでに来年の開催日程が決まりました。
2021年1月19日〜21日 3日間
会場はスイデンテラス(研修会場は鶴岡市先端研究産業支援センター)となります。
また来年、どんな事例があるのか、どんな出会いがあるのかとても楽しみです。
農業がどんどん良くなるために、今から皆さんのスケジュールに組み込んでください。
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