ビゼン製品 良いところ、気になるところVol.1「パラット」
新年早々、重たい内容のブログからスタートしましたが、今年は弊社の各製品の良いところ、気になるところをお知らせしていきたいと思います。
本来なら、メリットデメリットが一般的ですが、自社製品を愛でているのでデメリットという言葉は避けたいと思いましたw
さて、1発目は箱処理剤を種まき時に施薬させることができる散粒機「パラット」です。
播種同時施薬機「パラット」の良いところ
1.規定量(1箱あたり50グラム)をしっかり撒けるところ
2.1箱に対し均一に撒けることを確認できる
3.播種機のメーカーや型式を選ばず、簡単に隙間に設置ができる
薬剤の効果を発揮させるのは、規定量を均一に散布させることが唯一だと思います。
播種時から効かせることができる、播種時可能な箱処理剤は残効が長い分少々割高です。
なので、かけた費用でしっかり効果を出してもらうには「パラット」を使って処理するのはとても有効です。
4.田植時に箱処理剤のことを考えなくても良い
GPSによる直進アシストなど、田植機が進化して多くの人手が不要になってきました。
しかし、苗の補給はもちろんのこと、肥料、除草剤に加え「箱処理剤」の補給もしなければならないと
結局人手を頼らないといけなくなったりします。
また、畦に並べて手で箱処理剤を散布される方もまだまだ多くいらっしゃいます。
(手で散布させるのに1箱50グラムを箱に均一に)
播種時に箱処理剤を散布処理しておけば、苗の補給だけですね!
播種同時施薬機「パラット」の気になるところ
1.パラットで薬剤処理された苗箱のハウス育苗、後作への影響
2.田植時に薬剤処理された苗箱が余ってしまったとき
いずれも「パラット」のデメリットではなく、育苗期の薬剤に関する懸念が
最も気になるところかと思います。
水稲苗を育苗後に園芸作物で利用される場合はパラットの使用は行わない。
どうしても行う場合は、ハウス内全面にシートを引くなどしていただく必要があります。
また、規定量を極めて正確に散布することができますが、種もみの多さでつい
予定枚数より多く処理してしまうケースもあると聞きます。
そうならないように、播種の箱枚数計画と実績の管理をお願いいたします。
3.風の影響を受けやすい
飛散防止板を付属していますが、野外で作業を行う場合は風の影響を受ける場合があります。
上方から扇状の放物線で粒剤を落とす構造となっていますので必要であれば風対策をお願いします。
「パラット」についてよくある質問
以上、「パラット」についての良いところと気になるところをお知らせしましたが
パラットに絡めた「箱処理剤」の不安があると思います。
これまで多くの質問をいただきましたが、よくある質問をこちらからご覧いただけたら良いかと思います。
皆さんの水稲種まき計画の中に「パラット」を検討、選択していただますよう、何卒お願いいたします!!!
最後に
「パラット」のあらゆる質問にLINEでお答えすることも可能です。
いつもご利用しているLINEコミュニケーションの間隔で利用できますので是非、ご登録お願いいたします。
登録はこちらから https://lin.ee/GUaGGY4