【農産品から読み解く】買った新米の標示ガイドラインから農作業を想像してみた
こんにちは!代表の備前です。
朝晩、めっきり寒くなってきました。
私たちが住む、山形県酒田市にも白鳥の群れが今年もやってきました🦢
画像はいつもの通勤途中の河川敷。毎日定点観測ができますので日に日に増えているのが分かります。
令和4年産の新米が店頭に並び始めました!
東北でもほぼ稲刈りが終わったことと思います。
さて、農水省ホームページを見ると9月末時点の作況指数をみることができます。
東北地方全体は99と例年並みですが、秋田県だけ残念ながらやや不良96という結果になりました。
収量はとても重要ですし、借受金は全国的に前年より僅かに上昇するとの報道がありますが
米が安い傾向にあるのは変わらないのが現状です。
加えて、農薬や肥料等の高騰。
我々のような農機具の値上げも農家さんを苦しめる材料となっているのが心苦しいところです。
我が家では地元の産直でお米を買うことがあります。
今回は新米のつや姫にしました。
農薬使用5割減、化成肥料の窒素成分5割減という特別栽培米です。シールが貼っているので分かります。
特栽米を販売するうえで、この表示はしなければならないのです。
見ている消費者はどのくらいいるのかな?
私は仕事柄、このシールの標示にも興味深く見たりしています。
どこに注目したのか?
ここ。
農薬の使用状況です。
むやみやたらに使っているわけでは無く、推奨される薬剤を使用しなければなりません。
更に緑色の枠。
なぜ注目するのか?
私たちは箱粒剤(殺虫殺菌剤農薬)を種まき時に散布防除する機械「パラット」を製造販売しているからです。
さて、このカタカナ文字から何が読み取れるでしょうか?
まずは「シアントラニリプロール」
これは成分の名称。
画像では殺菌剤となっていますが、殺虫の間違いです。(←細かい指摘💦)
成分名から推測される農薬商品名は「パディート」ということになります。
では次、「イソチアニル」
これも画像は殺虫となっていますが、殺菌剤ですね💦
この商品は「スタウト」もしくは「ルーチン」どちらかになります。
この二つの成分、殺虫成分の「シアントラニリプロール」と殺菌成分の「イソチアニル」が含まれた一つの製品を混合剤といいます。
よって、この商品名は「スタウトパディート箱粒剤」もしくは「ルーチンパンチ箱粒剤」ということになります。
ではどちらか?
このお米はJAが運営する産直から買い求めましたので
JAが販売している資材「ルーチンパンチ箱粒剤」だろうと推測ができるのです。
ちなみに同じ中身の「スタウトパディート箱粒剤」はJA以外で販売しています。
マニアックですねぇ~(笑)
どちらにしても種まきと同時に防除できる薬剤で「パラット」が使用できるのです。
つまり、このブログで何を言いたいのか?
この”つや姫”を生産されている方はパラットをご愛用いただいているのかもしれないと思って嬉しくなっちゃいます。
こんな時代だからおすすめしたい!
冒頭にも書いたように農薬も資材も高騰しています。同時に農薬のスペックも向上しているので安くはないです。
農薬は毎年かかる経費ですから大変ですよね。
そんな貴重な農薬を無駄に使いたくないし、効果的に使いたい!
であれば「パラット」がおすすめです!
あなたはどのようにしてこの農薬を散布していますか?
もし、田植え前に手で振って散布しているなら。
多い少ない。おそらくムラができていることでしょう。
また、箱当たり50グラムという規定通りにまけていないでしょう。
「パラット」はムラが無い均一な散布。きっちり50グラムの散布が可能となります。
種まき時に高価な箱処理剤を効果的に散布させることできる「パラット」がやはりおすすめです!
来年からこの薬剤ではなく違うものを勧められているんだよなぁ…
はい。
パラットは様々な播種同時処理が可能な箱処理剤が数多くあるので問題ありません。
しつこいようですが(笑)、「パラット」おすすめできます!
「オレ、営農指導の方から○○という箱処理剤を勧められたんだよね。どうしたらいい?」
はい!そんな相談を当社にお問合せください。
最後に残念なお知らせです。
2023年よりパラットも値上げを予定しております。
もし、ご検討いただいているのであれば早めのご注文をお待ちしております!
最後までマニアックな内容を読んでいただきありがとうございます。
もしまだお時間あるようでしたらパラットの動画を貼りますのでご覧ください。