なぜ小さな農機具メーカーがSNS広報を行うのか?
お久しぶりです。代表の備前です。
昨日、3ヶ月間全6カリキュラムによるSNS広報担当養成講座が終了しました。
なぜ製造業であり、小さな農業機械メーカーSNSを行うのか?
というよりも、なぜ美善が行うのか?と言った方が良いかもしれません。
なぜ?
農機業界の他社さんの多くは全国に営業拠点があったり、各都道府県の担当者がいらっしゃったり。
定期的な訪問活動を行えているのが普通です。
当社も営業スタッフのエリア担当はありますし、出張などで訪問を行っております。
が、しかし
その訪問頻度は他社と比較するに及ばないほど圧倒的に少ない現実があります。
理由は営業スタッフが極めて少ないから。課せられた担当エリアが広すぎるから。
農作業における必需品を持ち合わせていないから。
などの理由もあります。
では、スタッフを増やせば良い。定番品を作れば良い。
と単純に思うかもしれませんが
それでは、競合となってしまいおそらく埋もれてしまうか、潰されてしまうでしょう。
更には私自身が他社さんと違うことをしてみたい性分にあるのかもしれません(笑)
そもそも当社のカラーは「アイデア農業機械の工房」です
我々が考えたのは、「どうしたら見つけてもらえるだろうか?」というところです。
しかもできる限り経費を使わずにという条件付きで。
そこで出た結論は「動画を使ってYouTubeに投稿だ!」
分からないまま我流で2015年から開始しました。
2019年にある研修を受けて以降、動画撮影や編集の精度も上がったことで
多くの視聴回数やフォローをいただくことができました。
現在は120を超える動画と3,200名の方から登録いただくようになりました。
上には上がいるので、圧倒的にまだまだなチャンネルですが、
農機展示会などで農家さんから「YouTubeで見てるよ」とのお声をいただくようにもなりました。
本当にありがたいことです。
これだな!オンラインとオフラインの程よいバランス。
目的はバズることやチャンネル登録者を増やすこと、Googleさんから贈られる楯をもらいたいからではありません。
頂けるなら拒否しませんが(笑)
カタログでは伝わりづらい、動作や効果。
それに使う方の正直な生の声。これによる信頼関係の構築。当社の在り方。
まさにSNS配信の目的になりました。
今まで、農業機械は販売店などのセールス担当の方が農家さんの要望を聞き
それに応じた効果がありそうな農機を提案し販売することが定番です。
当社は農家さんに直接販売を行うというよりは、
農家さんに当社の動画を見つけてもらって、ご自身の農作業にビゼンの機械を導入したらどうなるだろう?
ということを農家さんご自身で想像してもらう。
そして、「動画で見たこれ欲しんだけど」と販売店に行ってもらう流れを想像しています。
なので、既存の顧客様との商流を乱すことなく、
更には今まで以上に農家さんと販売顧客様と当社の信頼関係が深まることを理想としています。
YouTubeの他にSNSを行う必要があるのか?
動画で製品が売れれば良い。
そうなれば良いですが、簡単ではありません。
そして善い製品を創るには、善い人・会社でなければなりません。
どんな人がこの製品を創っているのか。というのを気になる人が多いかどうかは分かりません。
会社の雰囲気を知りたい!と思っている人が居らっしゃるかどうか分かりません。
いらっしゃらないかどうか、分からないからとにかく知ってもらうためにやる。
影響力があるからやる。必ずバズるからやるのではなく。
善い会社を創りたいからヤル!
が答えかもしれません。
中でもFacebookは個人でもやっているので会社アカウントも一番長く運用しています。
しかしあまり多くのフォローをいただいていないのが現状です。
更には
Instagramは会社のアカウントはありましたが、幽霊状態。
Twitterは個人ではほぼやっていないので、意味不明。
TikTok…
アカウントがあるだけ、何となくたまーに投稿してみたりするだけの状態が長く続きました。
そして、コロナ。
現在は訪問活動も再開はしてきましたが、アフターコロナも元に戻るのか疑問に思いました。
農機展示会は再開していますが、コロナ前と比較しても来場者数が寂しいこと。
これが現実だと理解しました。
よって、決断したことは「SNS広報の強化」です。
しかし、今のまま我流の状態では伝えたいことが伝えられない。
技術がない、機能を知らない。
SNSの影響力、効果のエッセンスを知らない状態ではダメだと感じ
ある講座を受講するに至りました。
神戸にあるビーラブカンパニーのSNS広報担当養成講座です。
10年以上、ソーシャルメディアの研究を行っており、講座の開催数も圧倒的です。
更には当社(私)も続けているMG(マネジメントゲーム)が共通の学びであることも
受講したきっかけになります。会社は神戸にありますが、毎回通っていたわけでは無く
基本オンラインでの受講です。
そこで学んだことを少しだけ。
知らない→(知ったけど)無関心→好感→ファン化
中の人感(社内の雰囲気)が伝わる内容→誰から買うか。採用にも有効
スマホアプリでの編集技術
60点の投稿内容で良い。改善点は次回に。
SNSは誰かひとりでするものではない。
他にも学んだ大切なことがいくつもありますし、
何よりも講師陣が明るく楽しい。
そして常に最新トレンドや情報を持ち合わせている。
講座受講卒業生のSNS参考事例も豊富
更には同じ志を持つ受講同期メンバーのとの絆。
とても学びが多く、深く。今後の活動に背中を押されたことは間違いありません。
SNS広報でお悩みの方、一度ビーラブカンパニーさんのこちらを覗いてみてはいかがでしょうか。
来年からの意思決定
毎日Facebook、Instagram、TwitterいずれかのSNSを投稿する。
毎日ではないけどもブログも(この賞に恥じないように…)
深く考えず、100点目指さず。ただし継続する。
サボっていたら叱ってください。